自転車の交通ルール改正についてお話を聞きました
三島警察署 交通課 交通係の三田 香那(みたかな)警部補をお迎えし、今年4月から大きく変わった自転車の交通ルールや、私たちが命を守るために知っておくべき基本的なマナーについて詳しくお話を伺いました。

5月28日放送の「なないろゲスト」のコーナー。
今年4月から大きく変わった自転車の交通ルールや、私たちが命を守るために知っておくべき基本的なマナーについて詳しくお話を伺いました。
「交通ルールの改正や青切符の導入が進む背景には、自転車が関係する事故の多発があります」と語ります。
静岡県内全体の交通事故数は減少傾向にあるものの、昨年1年間で自転車の事故は約2,700件も発生。これは1日に換算すると必ず毎日どこかで数件は起きている計算になります。
さらに、8名もの命が自転車事故によって失われているのが現状です。
4月の改正により不安を感じている方も多いかもしれませんが、基本的なルール自体は以前から変わっていません。
改めて、私たちが守るべき「自転車安全利用五則」を確認しましょう。
自転車は軽車両です。
車道の右側ではなく、必ず左側を走りましょう。
歩道を通行できるのは限られた例外のみであり、その際も歩行者を最優先にしなければなりません。
自動車と同様、自転車も信号や「止まれ」の標識を必ず守る義務があります。
交差点ではしっかり止まり、左右の安全確認を怠らないでください。
夜間は自動車から自転車が見落とされやすく、重大な事故に直結します。
自分の視界を確保するだけでなく、周りに存在を知らせるためにも必ずライトを点灯しましょう。
「自転車ならお酒を飲んで乗っても大丈夫」は大きな間違いです。
自動車と同じく、お酒を飲んだら絶対に自転車を運転してはいけません。
道路交通法では「努力義務」とされていますが、ヘルメットの有無が生死を分けるケースが多発しています。
最後に、自転車は手軽で便利な乗り物ですが、自動車と同じように『ハンドルを握る責任』があります。
万が一、歩行者や他の自転車とぶつかってしまえば、相手の命を奪ってしまう凶器にもなり得ます。世の中には、視覚に障害を持たれている方など、様々な方が道を歩いています。
後ろから急にスピードを出して通り過ぎるだけでも、周囲の人を恐怖に陥れることがあります。
ぜひ緊張感と責任、そして思いやりを持って、安全に自転車を利用してください。
普段何気なく乗っている自転車ですが、今日からもう一度、自身の運転を見直してみませんか?