ボイス・キューでは、株式会社アイダス(本社:東京都中野区東中野)が開発した「防災情報 自動音声速報システム」の導入を図り、来る10月1日から本格運用することになりました。
これは、夜間・早朝など生放送が行われていない時間帯でも、気象庁からの情報を受けて、地震情報や気象警報の速報を自動で音声割り込み放送するシステムです。コミュニティFM局としては全国3例目、静岡県内では初のシステム導入です。これにより、迅速かつ正確な情報発信が実現し、地域の防災、減災に少なからず寄与できるものと確信しています。
株式会社アイダスの「防災情報 自動音声速報システム」には次のような特長があります。
※ ●の項目はボイス・キューの独自設定
○ 合成音声ではなく、男性アナウンサーの肉声を使用し、特殊技術を使って滑らかで違和感のない音声で放送する。
○ 防災情報は、気象警報・特別警報、地震情報、津波情報、土砂災害警戒情報の速報に対応。
○ 音声速報は、情報発表時に速報を、発表中は随時割り込み放送を行う。例えば、気象警報は気象警報は発令、継続、解除の情報をその都度流す。
○ 配信・処理システムはクラウドシステムを採用し、国内外で多重化したサーバを使って、高可用性を実現している。
● 三島市、函南町のほか、沼津市、裾野市、伊豆の国市、伊豆市、長泉町、清水町を対象エリアに設定。5市3町を一つにまとめることなく、市町別に細分処理で行う。
● 地震情報は県外=震度5弱以上、県内=震度3以上、対象エリア=震度1以上で設定。