美人歳時記 in 特種東海製紙Pam
月曜リポーター小坂真智子です。
今週のukiuki リポート2017年6月19日は
駿東郡長泉町本宿にある
特種東海製紙Pamからお伝えしました。
7月25日(火)まで開催中の企画展、
「美人歳時記 文藝倶楽部口絵集展」について
学芸員の三ツ石 沙由理さんにご紹介いただきました。
明治中頃から大正・昭和の口絵木版美人画を展示しています。
会場では大きなバナー(幕)が印象的です。
(開場は作品を守るため照明を落としていて薄暗いのですが
撮影用に明るくしていただきました)
明治中頃から大正・昭和にかけて発行された文芸雑誌「文藝倶楽部」は
泉鏡花や幸田露伴などの人気作家を数々生み出すとともに、
さまざまな画家たちが美しい口絵を寄せて人々に愛読されました。
朝日コレクションから約100点の美人画が壁面にあり、
館蔵の同時期初版本 約30点をショーケース内に展示。
文学や四季の風俗とともに描かれた美人たちの姿を
【ギャラリートーク】
6月24日(土)、7月22日(土)
時間はいずれも午後2時から
ナビゲーターは、本展に作品協力されている
コレクター三島市在住の朝日智雄さんです。
貴重なお話がうかがえそうです。
参加費:無料
明治中頃から大正期に文藝倶楽部という
雑誌の巻頭を飾った口絵を中心に、
当時の流行の髪型や着物、年中行事など、
見入ってしまいます。
髪洗い、入浴後のほてりを冷ますシーンなど、
色っぽい作品もたくさんありますよ。
「美人歳時記 文藝倶楽部口絵集」展
会期:2017年5月15日~7月25日
10:00 - 17:00 6月7月は日・祝休日休館(土曜日は開館)
入館料は無料なのです!!!
ただ、予約制となっていますので事前に予約をお願いします。
電話:055-988-2401
遠方から見えてるかたが沢山います。
紙に関わる方々とのコミュニケーションの場、
特種東海製紙Pam。
久しぶりに訪れましたが、ガラスでできている建物、
透明な通路など、わくわくしました。
世界的に有名な建築家
坂 茂さんがデザインされたということです。
Pamはペーパー アンド マテリアルの頭文字を取ったものです。
紙は生活の中で欠かせないものですが、
芸術品としての紙、いろんな目線でみると
奥深くて面白いです。