連興寺の蓮(ハス)勢ぞろいの鑑賞は今年まで。
沼津市 井出、根方街道沿いにある
妙法山 蓮興寺からお伝えしました。
お寺の名前にちなんでハスの花を楽しめます。
前住職の 関戸 慈誠さんに
お話を伺いました。
丹精込めたハス苑"白蓮香苑"。
鉢に入ったハス現在308鉢を育てているそうです。
国内有数の珍しい種類もあります。
泥水から茎を伸ばし葉を大きく広げ、
清楚な花を咲かせていました。
鐘楼のある高台や、
避難路を設けた見晴台から見下ろすと、
より綺麗に見えます。
「以前、ドクターイエローとバージニアを撮ったことがあります。」と
笑顔で語っていました。
バージニアは、写真のような黄色のハスで米国バージニア州出身です。
白蓮香苑は、新幹線の線路と、竹林に挟まれたところにありますので、そんな素敵なチャンスもあるかもしれません。
18回続いた観蓮会は(音楽やハスを楽しむ会)
今年はありません。
関戸さんは6月14日~、
沼津市石川にある本広寺の住職に就きました。
時期をみて、一部は蓮興寺そばの土地へ、
一部は本広寺へと、ハスの引越しも行うそうです。
蓮興寺この規模でハスを見られるのは
今年最後となります。
本広寺は地元の方々が守ってきたホタルや藤の花も愛でることができるそうです。
晴れの日は日差しに映える花弁と、
風に香りが舞う中、凛とした気持ちになります。
月曜日のような雨の日は、大きな葉の上を
雨露が踊りきれいでした。
ハスは、6月下旬から7月5日頃までが
見ごろではないかということです。