今日は函南町のチョウザメ養殖所からリポートをお届けしました。
函南町には鮎の養殖所が複数ありましたが、経営者の高齢化などで廃業が相次いでいました。そのとき長泉町で飼育されているチョウザメが行き場を探していたので遊水池の活用になるのではとの思いから誘致されたそうです。
チョウザメは大きく成長し、活発な魚なので飼育には酸素がたくさん必要です。一般的にはポンプなどを使って水流をつくったり、空気を提供しているので停電をすると致命傷になります。停電亭策には苦労するのですが、ここは豊富な湧水を使えるためその心配がなくなったそうです。
チョウザメが小さいときは個体差があり、大きさで分別して飼育しないと強弱が出て死んでしまう子がでるので、小さいうちはよく見てこまめにグループ分けをしていかないといけないそうです。
チョウザメの飼育を軌道にのせ、函南ブランドとして登録、認知してもらい地域の活性化につなげていきたいとのことでした。チョウザメはキャビアだけが食べられるのではなく、身も白身でとっても美味しい魚です。これからが楽しみですね。