ボイスキュー

今日は伊豆の国市古奈にあります、伊豆MASH BASEの工場にお邪魔しました！
代表取締役の鈴木寛子さんにお話を伺いました🎤

「伊豆MASH BASE」という名前からきのこに関する場所なのかなというのは想像できるかと思うのですが、
こちらではなんと「キクラゲ」の栽培を行っています！！
海藻などと勘違いされる方もいるかもしれませんが、実はキクラゲはきのこの仲間！
木に生える、クラゲのような見た目と食感といったようなところからキクラゲと名付けられたんだそうですよ！

栽培室の中ではキクラゲがずらりと並んでいます！
こちらでは菌床を使って育てられ、室内は床が反射するほどの湿度を保たれています。
キクラゲは繊細なきのこで、空調や湿度、光などの管理がとても重要。
栽培中に他の菌、中でも繁殖力の強い納豆菌の侵入を防ぐため、この部屋に入る際にはなんと納豆を3日断たないといけないんだそうです！！
伊豆MASH BASEのキクラゲは空調、湿度の徹底管理に加えて菌床一つ一つへの水やりを手作業で行っています。
菌床の位置やキクラゲの育ち具合、またその日の様子などによって水の量を変えることで、大きく、肉厚なキクラゲが出来上がるんだそうです！

伊豆MASH BASEでは「アラゲキクラゲ」という品種を育てています🌱
「伊豆温泉きくらげ」として販売をされていますが、その名の通り、温泉のお湯を活用してキクラゲ栽培をされているんです！！
キクラゲ栽培では基本、部屋の湿度を保つために水道水を使用して噴霧していることが多いのですが、
伊豆MASH BASEではなんと「美人の湯」として名高い、伊豆温泉の源泉を使用しています！
キクラゲは90%が水と言われるほど水が大事で、水道水を使って育てられたキクラゲは塩素の匂いが残ってしまうのに対し、こちらの「伊豆温泉きくらげ」は旨みと甘みがギュッと凝縮された極上のキクラゲになっているんだそうです！
そんな「伊豆温泉きくらげ」のおいしい食べ方はなんとお刺身！！
沸騰したお湯で30秒ほど湯がいたら冷水で一気に締め、食べやすい大きさに切ったら、わさび醤油でいただくのが一番おいしい食べ方なんだそうです！
コツは細切りにせず少し分厚めに切ること。
その他柚子胡椒や、オリーブオイルなどにも合うとのことで、キクラゲの料理の幅が一気に広がりますね！！

こちらは「伊豆温泉きくらげ（白）」です。
種類は先ほどの黒いキクラゲと同じ「アラゲキクラゲ」で、突然変異によって生まれた種類なんだそうです🍄
今はほとんど収穫が終わってしまい少ないですが、インスタグラムには真っ白でかわいらしい白キクラゲを見ることができますよ！
キクラゲは実は栄養価のとても高い食材なんだそうです！！
「伊豆温泉きくらげ」には、ごぼうの約3倍の食物繊維、レバーと同等の鉄分、さらにカルシウムやビタミンDなどが多く含まれているんだそうです！！
体の内側から綺麗になるための栄養素がこんなにたっぷりと入っているなんて驚きですね！！

伊豆MASH BASEでは加工品も販売しています！
「きくかま」は、「伊豆温泉きくらげ」をたっぷりと使った揚げかまぼこです。
富士山をかたどった、こだわりの国産食材と刻んだきくらげを存分に楽しめる一品です！
今年の夏には、「伊豆温泉きくらげ」とこちらの「きくかま」が伊豆の国ブランドに認定されました！！🏆
そのまま食べても、お鍋などに入れても、おいしくいただくことが出来ますよ！
「伊豆温泉きくらげ」や「きくかま」はサントムーン柿田川、いちごプラザ、伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅・修善寺駅、杉山商店、伊豆パノラマパーク、その他オンラインショップなどでも販売していますよ！！

伊豆MASH BASEでは「きくかま」だけでなくスイーツも造っているんです……！！
こちらはなんとジェラート！！
伊豆の国市産のレモンを使用し、牛乳とペースト状にした白キクラゲで作られています🍨
キクラゲが入っているためもっちりとした食感があり、まるでレアチーズケーキ！！
甘さとさっぱりの絶妙な組み合わせがたまりません！！🍴
こちらはイベントなどの出店時に販売されているそうで、今後は店舗販売も考えているそうです。
これからが楽しみですね！！

とても明るい代表の鈴木さん！
伊豆MASH BASEは毎週様々なイベントに出店しています！
今週12/20（土）には東京の渋谷区表参道で開催する「青山Farmars market」、来週12/27（土）には静岡市の日本平で開催する「日本平夜市」に出店する予定だそうですよ！
詳しい内容はぜひ「伊豆MASH BASE」の公式インスタグラムをチェックしてみてくださいね！！👀
鈴木さんからの愛情をたっぷり受けて育った「伊豆温泉きくらげ」。
ここでしか食べられない肉厚キクラゲをぜひ一度食べてみてくださいね！！