ボイスキュー

今日は伊豆中央警察署　刑事課長　藤島寿浩さんにお越し頂きました。
先月、伊豆の国市、伊豆中央署、田方医師会など大規模災害を想定した初の遺体収容所設置訓練を実施しました。大規模災害発生時には、遺体収容所の迅速な設置と運営が求められることから、指定施設の実用性や各係の役割、関係機関の連携を確認するため「市地域防災計画」に基づいて行われました。ご遺体の検視検案は警察と医師で行い犯罪性の有無の確認と死因についても調べます。
身元の確認は警察と市の職員が共同で行い、着衣や所持金を精査します。今回の訓練では所持品から身元が判明した、という設定で行われました。災害でのご遺体はすぐに身元が判明しないことが多い為、その場合は歯型で検視し歯科医師の協力が必要との事。ご遺体を災害死なのか犯罪死なのか死因を判断することは難しい業務だそうです。責任重大な任務を行う上で今回の伊豆の国市、伊豆中央署、田方医師会などの連携訓練はとても大事な確認になったことが分かりました。藤島さん、お話ありがとうございました。