2月26日 アートインフォメーション 上原美術館
ただいま上原美術館では近代館にて『春の訪れ』を開催しています。
3月も間近に迫り、鑑賞するにはちょうどいい季節ではないでしょうか。
それでは展示している中から桜の作品を紹介します。
まず最初は安井曽太郎が描いた桜と「鉢形城址」です。
描かれた場所は埼玉県の寄居町にある鉢形城址の桜並木です。
ソメイヨシノが満開に咲いている様子が描かれています。
春の心地よい風が感じられるような作品ではないでしょうか。
次に紹介するのは横山大観の「夜桜」です。
夜の闇の中、かがり火に照らされたヤマザクラが描かれていますが、
花と同時に葉が芽吹く桜なので、花だけの桜と違って
凛とした雰囲気を醸し出しているように感じられませんか。
ほかにも、須田国太郎の「枝垂桜」、小林古径の「道成寺」など
桜が描かれた作品を展示しています。
まさに『春の訪れ』を感じられるこの時期に
上原美術館で緩やかな気分を過ごしてみてください。
美術館基本情報
●会期:2024年1月20日(土)~4月14日(日) 会期中は無休です
●開館時間:9時30分~16時30分(入館は16時まで)
●入館料:大人1000円、大学生500円、高校生まで無料