1月4日 ukiukiリポート
新年最初のリポートは函南町桑原にある「かんなみ仏の里美術館」からお届けしました。
お話は館長の矢田長治(やたおさはる)さんにうかがいました。
美術館の建物は『堂』としての佇まいとして方形屋根を採用しており、
仏像展示室、資料展示室、多目的室、庭園が配置されています。
地元の皆さんは、解説ボランティアだったり、
庭園などのメンテナンスであったり、さまざまな協力をしてくれているそうです。
「かんなみ仏の里美術館」には「薬師如来像」や「阿弥陀三尊像」など、
二十四体の仏像群が展示されていますが、それらはどれも大変貴重なものです。
1000年も前に作られたと思えないほど美しさが保たれていたり、
目に水晶が組み込まれ、光が当たると何とも言えぬ不思議な感覚を感じられたりして
その素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものです。
2月29日(木)までは企画展(パネル展)「お薬師さん 記録と記憶」を開催しており、
薬師如来坐像の軌跡を振り返ることができます。
「かんなみ仏の里美術館」は月曜日が休館(月曜祝日の場合は翌日火曜日)、
開館時間は午前10時から午後4時30分。
観覧料は大人300円、小中学生100円です。
まだ訪れたことのない方、ぜひ一度ご来館ください。