ピタッとボイス・キュー防災情報局 ★三島市出初式★
2022年1月18日 ピタッとボイス・キュー防災情報局のコーナーには三島市消防団 副団長 風間浩さんにスタジオでお話を伺いました。
風間さんは消防団に所属してから35年以上!!
20代の時、町内で長く消防団に所属していた方が引退し、次の世代をということで声がかかったことがきっかけでした。
1月9日、今年はコロナ禍で規模を縮小し、出初式を行いました。
出初式の歴史は諸説ありますが、江戸時代にさかのぼるそうです。
ハシゴ乗りなども披露し、江戸時代には奉納の意味もあったそうです。
通常の出初式には式典とパレードを行い、パレードには市内の幼稚園・保育園の子供たちが参加しています。
保護者の方々や、おじいちゃん、おばあちゃんが集まり市内は大賑わいだそうです。
昨年は三島市内で大きな火災発生が立て続けに発生しました。
富士山南東消防本部のもと、毎年、冬に夜警を鳴らして「火の用心」を促してきましたが、火災の発生を受け、発生後1週間は「火災が多発しているから気を付けて」と夜警を鳴らして注意喚起を行ってきました。
そのため、例年は忙しいお正月を穏やかに迎えられたと話します。
三島市の消防団は定数491人、分団は18コあります。現在は女性や学生を含む381名所属が参加しています。
うち、女性は14人です。
所属人数の伸び悩みが課題となっています。
消防団に所属したい方は、18歳から参加資格があります。
若い方、他の市町で経験がある方はぜひご参加をお考え下さい。
また女性は救急救命の講師資格を取って普及活動をしたり、夏には花火委の安全な阿曽字方の詩移動を行っています。
三島市では消防団員の方々を応援する制度があります。飲食店だけでなく、ハンコ屋さんなども加盟しているそうです。
そして県でも消防団の優遇制度を行っています。
この優遇制度も消防団員所属を考えるきっかけになれば、と風間さんはお話しました。