ボイスキュー

2021年12月22日水曜日　ukiukiワイドももいろクラブ　なないろゲストのコーナーには、
株式会社シタテ　代表取締役　山森達也さんにスタジオでお話を伺いました。

株式会社シタテは、移住のハードルを下げるという目的で、コワーキングスペースやレジデンスの運営、来年一月にはゲストハウスを開く予定です。

移住に着目した山森さん。山森さんもまた、三島に2019年に移住しました。
学生時代を関西で過ごし、東京でお仕事の経験を経て、三島にやってきました。
なぜ三島なのか、気になるところですが、山森さんは「三島にもともと興味がなかった」といいます。
移住の決断は西伊豆の海に魅了されたことで、東京と西伊豆の海の両方を楽しめる場所として選んだ場所が三島でした。

三島市で移住を支援するお仕事を始めたきっかけは、山森さんが移住した時に、移住ブログを書きはじめ、自分のブログをきっかけに移住を決断した人がいたという事でした。
また山森さんは移住初日、知らない土地で、東京とは全く違う環境、“一人である”という孤独感など心細い経験をしたそうです。もし移住初日にこのような経験をして移住をやめてしまったら、もったいないこと。自分と同じ思いをしてほしくないという考えもあり、移住支援を始めました。
株式会社シタテが運営する三島市のレジデンスやゲストハウスでまずは短期間過ごし、地域の人と繋がりを持ったうえで、いざ移住したときに「よくきたね」と言ってもらえる関係を気づいてほしいと山森さんは話します。

株式会社シタテは「引っ越し“シタテ”」に由来します。引っ越しシタテから、初日から楽しい気持ちで迎えてほしいという気持ちがこもっています。

「三島クロケット」という名前のコワーキングスペース。“コロッケ”と勘違いされがちだそうです。
三島市本町にあります。
同じビルの上層階にはレジデンスがあります。
家具が備え付けられているので、住みたい！と思ったその日から月単位で住むことができます。
「夏だけ」、「まずは一か月」など住むことができるので是非ご利用ください。
そして、来年一月OPEN予定のゲストハウスは1か月未満の滞在予定の方を受け入れています。

移住してきて二年、山森さんが思う三島の魅力は「ふとした時に誰かに遭う」ことだそうです。
「予定していなかった誰かに、出会ったことのない誰かに出会うことができる町のコンパクトさ、そしてそこから生まれる日常の変化」と語ります。

今後は、「移住」をキーワードに、アートプロジェクトをやりたいと考えています。
地域の人、三島という地域に興味がある人が繋がり作り上げるプロジェクトを成功させるために動き始めるようです。

「三島という場所が自分を受け入れてくれた。今度は自分が三島に様々な人を受け入れていきたいと思っています。」と山森さんは熱く語ります。
髪の長い自転車に乗っている人を見かけたら、声をかけてみてください！

山森さんが運営する情報について、Facebook「三島クロケット」「GIWA」で検索してみてください。