11/22アートインフォメーション
現在、下田市の上原美術館では、
特別展「静岡の仏像+(たす)伊豆の仏像」が開催されています。
伊豆の仏像と静岡市の仏像のなかから、魅力的な仏像24体を厳選して展示する特別展です。
11月22日「アートインフォメーション」では担当学芸員の田島さんにお話をうかがいました。
上原美術館は開館以来40年にわたって伊豆の仏像の調査を行っています。
今回は、調査の中で発見された伊豆の素晴らしい仏像に、地元の方以外
ほとんどの人が知らない、静岡の仏像をあわせて展示しています。
こちらは伊豆で一番古い仏像で、九世紀、今から
1150年くらい前に造られた仏像だそうです。
手に薬のつぼを持っており、病気をいやす仏であること。造られた目的は
70年以上謎でしたが、昨年新説が発表され、9世紀に伊豆沖で起こっていた
噴火を鎮めるための仏像だったのではないか!と語ってくださいました。
会期:2022年1月10日迄 会期中無休
開館時間:9時30分~16時30分
入館料:大人1000円、高校生まで500円
仏教館に隣接する近代館では日本画家、鏑木清方の作品を展示する
「鏑木清方 築地川の世界」を同時開催中です。