8月16日放送「あつまれ!防災レオクラブ」
今週のゲストは三反田ゆずかちゃん、ほのかちゃん姉妹でした。
テーマは「キッチンの安全対策ポイント!!」についてお話ししました。
2018年に起きた大阪北部地震発生直後の同じマンション内2室のキッチンの写真です。
防災対策をしてあるお宅と、全くしていなかったお宅のキッチンの様子です。防災対策の重要性を感じますね。
転倒防止対策グッズには突っ張り棒タイプや、ガムロックのような強粘着剤で壁に貼り付けるタイプがあり、どちらも150キロから200キロの耐圧がありますが、最近ジャッキタイプもあり、耐圧800キロなんて商品もありました。
かなりの大型家具もしっかり固定できますね。
ポイントとしては固定器具を出来るだけ奥の壁際に設置する事だそうです。
また、電子レンジやオーブントースターや電気ポット、炊飯器などの小形家電も飛んで来たら立派な凶器です。
電子レンジなどはバックル式の転倒防止ストラップで固定すれば、ベルトを外して動かす事もできて、お掃除も簡単に出来ます。
また、ポットや炊飯器なら、耐震ジェルマットを底に貼るだけで震度7相当でも落下防止できるそうです。
そして、キッチン安全対策ポイントの最重要事項ですが、吊戸棚に食器などの割れ物、土鍋など重いもの、瓶や缶詰類など、落下したら危険なものを置かない!!
これ基本中の基本ですね。
実際には、ワイングラスや日頃使用しない来客用の食器やコーヒーカップ、ミキサーやフードプロセッサーなどの小型家電が入っているお宅が多いと思います。
最近の吊戸棚は耐震ラッチというロック機能がついているので地震発生時には扉にロックがかかり開くことはありません。
しかし、地震の揺れにより、ワイングラスや積み上げた食器などは間違いなく倒れて割れてしまうと思うのでプラスチックの収納ケースなどに入れて保管したり、100均などで売っている「食器棚シート」などをお皿の間に挟むなど工夫して収納すると良いと思います。
また、食器棚がガラス扉のご家庭では必ずガラス飛散防止フィルムを貼って下さい。こちらも100均で販売しています。