8月9日放送「あつまれ!防災レオクラブ」
今週のゲストは、ナント!姉妹で来てくれました!
徳丸ここちゃん(小6)いぶきちゃん(小4)です。
テーマは「災害時の病気」
災害時に多発する健康問題の例としては、
急激な生活環境の悪化に伴う心血管リスクの増加、様々な感染症、持病の悪化
また、「不安」などの心理的ストレス、寒冷ストレス。
運動不足がもたらすリスクや睡眠障害など本当に多くの健康問題が報告されています。
避難所生活では、ごはん、パン、麺などの炭水化物が多くタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の不足が生じやすい状況にあるそうです。
そして、避難生活では水分も不足の状態になります。そこで、脱水症・便秘・低体温・心血管系疾患・エコノミークラス症候群のリスクとなるそうです。
エコノミークラス症候群は、避難所生活の限られたスペースや、車で避難生活を送る人たちが、座りきり、寝たきりの生活が多くなるため、そこで血行不良が起こり、足などにできた血液のかたまりが、血流にのって肺の血管につまらせ、呼吸困難・循環不全などをきたす病気です。
また、避難所生活の中でも重要視されている口腔ケアですが、水が使えない事も想定して「歯磨きシート」や「マウスウォッシュスプレー」などを用意しておく事も重要です。
阪神淡路大震災では震災関連死の4分の1が肺炎でした。この肺炎、実は食べ物や飲み物、唾液を誤って気管から肺に吸い込んでしまう「誤嚥」が原因の誤嚥性肺炎が災害時に増加するそうです。
避難所では夜間の睡眠中に唾液が気管に流れ込んでしまうことが原因で発症する事が多かったそうです。その唾液中に混在する口腔内の細菌、中でも歯周病菌が肺に入り炎症を起こす事が報告されています。
つまり、歯磨きがおろそかだったり、口腔ケアが不十分だったりすると、口の中の細菌はさらに増加し、誤嚥性肺炎のリスクも増大するそうです!
こころちゃん、いぶきちゃん、少し難しいお話でしたね。
来週は三反田ゆずかちゃんと、ほのかちゃん姉妹がゲストです!
月曜18時30分~聞いて下さいね♡